食品への異物混入事故対策2024.03.05
致命的な異物混入は必ず防ぐ!
「致命的な異物混入」の代表的なもの3つについて考えてみましょう。
まず1番目は、ネズミの糞やゴキブリなどの衛生害虫による異物混入です。これらはその飲食店や料理が不衛生であるという強烈なイメージをお客様に与えてしまいます。
2番目は化学物質の混入です。物質にもよりますが、少量の混入でも「味がおかしい」「ニオイがいつもと違う」などのクレームにつながり、健康への影響に不安感を抱き、過度に反応してしまうケースもあります。
3番目は針金や硬質プラスティックなど、お客様の身体を傷つけてしまう危険性の高い異物です。主には厨房内で使用する金属タワシなどの器具類や破損した内装材量などが原因となります。
具体的に異物混入対策とは何をすべきなのでしょうか。異物となり得るものは様々ありますが、共通の対策として欠かせないものは「清掃・確認検査」です。
ネズミやゴキブリが生息するには水・餌(食品残渣)・住処(物陰など)・適度な温湿度が必要です。
このうち、一つでも無くせば店舗内に住みつきにくくなり、異物混入の可能性が減ります。
また、毛髪などのその他異物についても、異物の原因物が知らないうちに食品の近くに放置され、ゴミとして蓄積されたものが何らかの拍子に食品に付着することにより、異物混入に至ります。
清掃で厨房内からゴミを除去すれば、多くの異物混入は防ぐことができるのです。
定期的な検査でお客様へ提供する前に確認させていただきます。安心・安全を提供するために、自主検査をおススメします。